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より良い生活へ テープやフィルムをどう進化させる?

読者の提案 高崎秀雄・日東電工社長編

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高崎社長の提示した「より良い生活へ テープやフィルムをどう進化させる?」という課題に対し、多数の投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部を紹介します。

自分の細胞培養 傷口補修テープ

 山下 宗一郎(会社員、37歳)

自分の細胞を培養したオーダーメードのばんそうこうを作ってみてはどうか。このばんそうこうを傷口に貼ると、ばんそうこうが徐々に体になじんでいき、傷が治るとともに体に吸収される。自分の細胞で作るため、体が拒否反応を起こすことなく、はがれる心配や貼り替える煩わしさもなくなるのが特徴だ。さらに自らの臓器と同じ細胞でテープを作っておけば、病気になったとき、手術にも使えるようになるだろう。切った臓器や腹部などに貼るだけで傷口を簡単に塞ぐことができる。縫合するよりも手術痕が目立たなくなるのではないだろうか。この自分を補修するテープを活用して、針や糸を使わない手術を行える便利で患者に負担をかけない時代がくるかもしれない。

家のほこり吸収 お掃除フィルム

 長井 美香(法政大学経営学部市場経営学科、20歳)

3日前に掃除したのにまたほこりがたまっている、という体験があるだろう。私が提案したいのは、ほこりを集めてなおかつ吸収してくれるフィルムだ。テレビ台やタンスの上側などほこりをかぶせたくない場所にラップのように貼り付け、吸収力がなくなったら捨てて、新しく貼る。様々な大きさを用意すれば、適当なサイズに切り、写真立てやティッシュケースに貼ることもできる。

透明なもの以外に、色付きや柄付きも用意すれば装飾目的の利用もできる。部屋のリノベーション、DIYが流行っているこの時代には打ってつけではないだろうか。私はハウスダストアレルギー持ちで掃除をし終わったときには、皮膚が真っ赤になっているときがある。きれいにしたいのに、できないという葛藤といつも一緒に生きてきた。もし、ほこりを吸収するフィルムが完成したら、未来の日々はもっと過ごしやすくなるだろう。

電波発信機能で災害時にも活躍

 石川 玲生(海陽学園海陽中等教育学校中学2年、13歳)

家族や友人とすぐに連絡が取れるスマートフォン(スマホ)は今や必需品だ。ただ、地震や水害などの大規模災害時に電池が切れたり、落として破損したりすると家族らと連絡が取れなくなってしまう。そこで、スマホに貼るフィルム自体に電波を発信する機器としての機能を持たせ、持ち主の居場所などを知らせるようにするのはどうだろうか。そのフィルムが太陽電池になっていて微弱な電気をつくり出せれば、なお便利になるだろう。そもそもスマホに貼るフィルムはスマホを誤って落としたり、ぶつけたりしたときに保護する役割があるほか、手の脂などの汚れを付きにくくするために使われる。こういった役割も大事だが、ほかにも人を助けるための機能を持たせることは十分に可能だと考える。

【以上が紙面掲載のアイデア】

自分の体がデバイスに

 釜野 雄輔(京都大学大学院工学研究科2年、23歳)

私たちはスマートフォンや腕時計を家に忘れたり、大事なことをメモに残してもメモごとなくしてしまったりする。そこで、自分の皮膚に、あらゆる情報を表示できるような画面を貼り付けてしまえば、そんな不便とお別れできるのではないか。

実現するには、画面の表示に必要なフィルムを極限まで薄くして、違和感なく皮膚と密着するテープと組み合わせなければならない。また、外部電源がなくても使えるように、体温で発電するフィルムも必要になる。

このようなフィルムとテープを組み合わせることができれば、自分の体の一部がデバイスに進化する。さらに、様々な機能をもたせたフィルムを組み合わせていけば、用途は広がっていく。将来のIoT社会は、このようなフィルムとテープによって、人とデバイスがより密接になるのではないだろうか。

テープで脱水症状をチェック

 岩坪 佳子(会社員、37歳)

人の肌に貼っておくだけで、脱水症状になってないかどうかが一目でチェックできるテープがあると、酷暑が続く今の季節には助かることが多いのではないだろうか。色の変化で一目で状態がわかれば、なお便利だろう。子供や高齢者などうっかりして水分の補給を怠ると脱水症状になりがちな人たちが、脱水症状に陥っていないかどうかを外から見て判断する指標となるはずだ。最近の報道によると、熱中症にかかって救急搬送された人が1週間の間に1万人近くに達したという。事前に脱水症状になりかかっているかどうかがわかれば、親も安心して子供を遊ばせることができる。

健康管理をフィルムで

 鶴 広輝(法政大学経営学部経営学科、22歳)

フィルムで人々の健康状態を観測、促進できるようになれば、わたしたちの生活は驚異的に豊かになると思う。具体的には人間の指に触れることで、その人の身体の悪い部分を見つけ出せるようにして、それを改善する物質を含んだフィルムをスマートフォンに貼り付ければいい。

そこで得られた個々人の健康情報をスマホと連携して、統計を取れれば世界の医療分野に対して有益な判断材料を提供できるし、フィルムをより良い物にグレードアップさせていくことも可能になると思う。健康フィルムをiPhoneのように段階的に進化させていけば消費者に飽きさせない画期的な商品となり、わたしたちの生活を豊かにしてくれるだろう。

壁じゅうをディスプレーに

 谷村 悠真(海陽学園海陽中等教育学校3年、14歳)

情報化社会は、自分のタブレット端末やパソコンからいろいろな情報にアクセスできるようになる。しかし端末は充電や近くにないときは取りに行くなどの手間がかかる。そこで充電も移動もせずに使えるようにしてはどうか。壁など全体を特殊なフィルムを使って、大きく、壊れにくいディスプレーにする。そこに様々な画像などを表示して操作するだけでなく、タブレット端末やパソコンなど他の家電とも接続できるようにする。

そうすればテレビ番組や動画の迫力のある映像を場所を取らずに見ることができる。電源にじかにつなげば充電はいらないし、家中の壁をディスプレーにすれば、移動の必要もない。スピーカーなどを取り付ければ、より臨場感を楽しめ、まるで家ごとどこかに移動したように感じられるだろう。また壁に画像や映像を映すことで、家がより広く感じられる。

フィルムで極地に住まいを

 高井 優希(海陽学園海陽中等教育学校中学2年、13歳)

僕は極地をフィルムで覆い、人が住めるようにするプロジェクトに取り組みたい。北極や南極でも快適な住まいを作れるようにする。さらに海底や地中、高地などの開拓も実現できると考える。現在、温暖化ガスの排出により海面上昇が東南アジアの国々などでは深刻化している。そんなとき、新しい居住地をあらかじめつくっておけば、急な気候変動で難民や移民が発生する事態にも対処しやすくなるだろう。このプロジェクトは宇宙でも威力を発揮すると考える。今後、火星など宇宙に新たなフロンティアを求める際に、宇宙服を着用せずに生活できる環境を確保することが求められるだろう。そこで周囲の環境に左右されず、地球と同じような環境を再現できるフィルムがあれば、そこに居住スペースや基地をつくり、快適にその星の開拓事業に取り組めるだろう、精密でかつ頑丈だが、取り扱いが容易なフィルムの利点を活用したらどうかと思う。

マルチな素材の開発を

 岩神 幸平(会社員、26歳)

最近よく耳にする言葉に、「人材の多能工化」や「パラレルキャリア」などがある。一つの仕事やスキルに終始することなく、多様な経験と知識を得ることで自らの活躍の場を広げることが今後の社会では求められるようだ。この「マルチタスク化」の必要性は人材だけではなく、素材や部材にも当てはまるのではないだろうか。例えば遮光フィルムや保護フィルムに太陽光発電などの機能を持たせて再生可能エネルギーの利用を促し、耐熱性を持つテープに蓄熱性を付与してエネルギーの効率化につなげるといったことが考えられる。あるいは運動時に使ったテーピングから情報を得て体調やけがの診断に活用するなど、無数の可能性が生まれてくるだろう。このように、素材や部材の機能を一つに限定してしまうことなく、柔軟な視点で様々な機能を併せ持つ製品を開発することが、生産性の向上やより快適で持続可能な社会の実現につながっていくのではないだろうか。

自動運転技術への応用

 金子 越美(駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部3年、20歳)

コロコロをご存じだろうか。床などのほこりをロール状の粘着テープで、コロコロ転がして取るもので、吸着性は素晴らしいものだ。今の掃除機の機能向上の陰にはコロコロといわれる原点存在があったからかもしれない。ではその原点の物、テープやフィルムを今後発展、進化させていくにはどうしたらいいのか考える。近年では自動運転システムの技術の進歩が著しくあるがまだ改善することも多く、事故の報告もある。その事故を少しでも減らすためにはどうするか。そこで考えたのはシステムと連動できるチップを埋め込んだテープを道路の白線やガードレールなどに貼るというものだ。現在はカメラで得た情報を基に道路の状況などを把握しているが、そこにテープに組み込まれたチップの情報が加わることでより精度の高い道路状況を得られ、安全なナビゲーションができるのではないだろうか。そんなテープが開発されれば、おもしろい。

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