長谷部がニュルンベルクへ 独地元紙が合意と報じる
【ケルン(ドイツ)=共同】サッカーのドイツ1部リーグ、ウォルフスブルクの日本代表MF長谷部誠(29)が同リーグのニュルンベルクに移籍することが確実となった。ニュルンベルクのバーダー強化部長が30日、地元紙ニュルンベルガー・ツァイトゥングに両クラブが移籍で合意に至ったことを明らかにした。
同紙によると、身体検査に合格すれば、2016年夏までの3年契約を結ぶ見込み。バーダー強化部長は「ブンデスリーガを知っており、ドイツ語能力は完璧。日本代表の主将として人格者としても知られる選手。即戦力」と語った。専門誌キッカー(電子版)は移籍金約250万ユーロ(約3億2500万円)で「ニュルンベルクにとっては高額」と伝えた。ニュルンベルクは日本代表MF清武弘嗣とMF金崎夢生が所属している。
長谷部は08年1月にJ1浦和からウォルフスブルクに移籍し、2季目にリーグ初優勝に貢献した。今季は出場機会に恵まれず、移籍を希望していると報じられていた。