2013年ボクシング最優秀選手に山中 WBCバンタム級王者
日本ボクシングコミッションは7日、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の山中慎介(帝拳)を2013年の男子プロ最優秀選手に初選出した。3度の防衛戦で全てKO勝ちしたことを評価した。山中は2度目のKO賞も得た。
ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストで、プロデビューから2連続KO勝利の村田諒太(三迫)は新鋭賞を受賞。世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級王者の内山高志(ワタナベ)は2年ぶり2度目の技能賞を獲得した。内山が金子大樹(横浜光)に判定勝ちで8度目の防衛を果たした試合が年間最高試合となった。
4月に王座に就き、8月にメキシコで海外防衛に成功したWBCスーパーフェザー級王者の三浦隆司(帝拳)が初の殊勲賞に輝いた。
女子プロ最優秀選手は国内女子公認後、初の2階級制覇を達成したWBA女子スーパーフライ級王者の藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)が2度目の受賞。お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと女子ミドル級の山崎静代(よしもとクリエイティブエージェンシー)はアマチュアの敢闘賞となった。
表彰式は24日に行われる。〔共同〕