男子やり投げで村上が11連覇 陸上日本選手権
11月の広州アジア大会(中国)代表選考を兼ねた陸上の日本選手権最終日は6日、香川県立丸亀競技場で行われ、男子やり投げは村上幸史(スズキ浜松AC)が80メートル60で11連覇を果たした。女子200メートルの福島千里(北海道ハイテクAC)は23秒57で、優勝した高橋萌木子(平成国際大)に0秒01及ばず、100メートルとの2冠を逃した。
男子100メートルは江里口匡史(早大)が10秒26で2連覇し、塚原直貴(富士通)は2位だった。同400メートルは金丸祐三(大塚製薬)が6連覇。同走り高跳びは高張広海(日立ICT)が初優勝した。
女子5000メートルは福士加代子(ワコール)が15分29秒80で3年ぶりに勝ち、1万メートルと合わせ2冠。同走り幅跳びは井村久美子(アイディアメンタルTC)が制し、同円盤投げは室伏由佳(ミズノ)が9連覇した。〔共同〕