強硬派にのぞく「親中」 米駐中大使にボーカス氏
【ワシントン=吉野直也】オバマ米大統領は20日、次期駐中国大使に民主党の重鎮、ボーカス上院議員(72)を指名した。ボーカス氏は人民元の切り上げ要求や知的財産権の侵害を巡る批判などで名をはせてきた。「対中強硬派」というイメージが先行しているが、その言動には「親中派」の一面も浮かぶ。
米北西部の農業州、モンタナの出身で、カーター政権時代の1978年に上院議員に初当選した。現在は6期目だが、来年11月...
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