共産など野党、秘密保護法廃止法案を通常国会に提出へ
共産党の志位和夫委員長は4日、党本部での旗開きで、機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法の廃止法案を24日に召集予定の通常国会に提出する考えを示した。「安倍政権は人権と民主主義を求める世界の流れに逆行している。法の撤廃に力を尽くそう」と呼びかけた。
野党第1党の民主党も別途、廃止法案を出す方針。野党内では社民党なども呼応する見通しで、安倍政権への攻撃材料とする構えだ。ただ国会は与党が衆参両院で過半数を握っており、野党が法案を提出しても審議されないまま、たなざらしになる可能性もある。