ミャンマーでC大阪が慈善試合 外交60年記念
【ヤンゴン=松井基一】ミャンマー最大都市ヤンゴンで28日、サッカーのミャンマー代表とJリーグのセレッソ大阪の慈善試合があり、C大阪が1-0で勝利した。ヤンゴン在住の日本人など約1万2千人が観戦し、声援を送った。
日本とミャンマーの外交関係樹立60周年の記念イベントで、日本財団とミャンマーサッカー連盟の共催。ヤンマーなどの日本企業が協賛した。
29~30日には地元の高校などでC大阪傘下のサッカースクールのコーチによる特別練習なども予定されている。協賛金の一部はミャンマーの農村地域のスポーツ教育支援などに使われる。
慈善試合に先立ち開かれた記念式典で樋口建史駐ミャンマー大使は「身近なスポーツを通じて幅広い交流を行うことが、国民レベルでの信頼感につながる」とあいさつした。