小池容疑者の死因は心臓疾患 岡山県警が司法解剖
岡山県警は23日までに、2001年4月の徳島市の父子殺害事件で指名手配され、岡山市で死亡した小池俊一容疑者(52)を司法解剖し、死因は心筋梗塞によって血管が破れ、心臓の周囲に血液がたまって圧迫される「心タンポナーデ」だったと発表した。
同居女性(67)は小池容疑者が死亡した際、岡山県警に「数日前から胸が痛いと言っていた」と説明。岡山県警は以前から心臓に疾患があったとみている。
徳島県警は22日、携帯電話会社から小池容疑者が使用していた携帯の通信履歴の提供を受け、解析を始めた。今後、同居女性からの聴取を続け、逃走生活の解明を急ぐ。
また、徳島県警は小池容疑者が事件前後に十分な金を持っていなかったとみており、05年から女性と同居を始めるまで、どのように生計を立てていたかなどの捜査も進める。〔共同〕