参院選 原発・復興、似通う主張 福島、改選数減り激戦
東京電力福島第1原子力発電所事故と東日本大震災で今も約15万人が避難生活を送る福島県。参院選の各候補者は仮設住宅を重点的に回るが、原発や復興政策の主張は似通う。論戦は低調で、有権者からは「誰に託せばいいのか」と失望する声が上がる。今回から改選数は1減の1議席になり、国政に声が届きにくくなると懸念する人も出ている。
「私は浜通りの娘。避難されている方々の思いを政府に強く訴えます」。5日、いわき市の...
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