唐沢俊二郎氏「衆参同日選、半年前から感じていた」
(4月17日付朝刊 日曜に考える・政界面関連インタビュー)
1986年、当時の中曽根康弘首相は史上2回目となる衆参同日選に踏み切った。「1票の格差」是正を巡る公職選挙法改正で、30日の「周知期間」が設定されたさなかだった。同日選断念の観測が与野党には広がっていたが、中曽根氏は「臨時国会の召集→冒頭解散」という奇策に打って出る。いわゆる「死んだふり解散」だ。官房副長官として中曽根氏に仕え、その後、郵政相や自民党総務会長を歴任した唐沢俊二郎・元衆院議員に聞い...