レギュラーへ洞察力磨く 阪神・梅野隆太郎(下)
新人として駆け抜けた昨季、梅野隆太郎が「頭の中が真っ白になった」と話す試合がある。7月23日、甲子園での巨人戦、同点の九回2死満塁で能見篤史が投じた初球。フォークボールのワンバウンドを後逸(記録は暴投)して決勝点を献上した。
■試合後30分、コーチと反省会
実はこの回、10球ほどのワンバウンドがあった。それなのになぜ初球からリスクを伴うフォークを選んだのか。「こちらが苦しい状況ならなおさら打者は真...
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