宮城県、ウェブで市町村長会議
宮城県は10日、県内の市町村長と新型コロナウイルス対策に関する情報共有や意見交換をするウェブ会議を開いた。村井嘉浩知事は「災害時には非常に有効で、今後もしていきたい」と話した。
村井知事と仙台市の郡和子市長が県庁で席を並べ、各合同庁舎に集まった他の市町村長とテレビ会議システムを通して顔を合わせた。村井知事は9日に開いた県の対策本部の内容を説明し、首長に意見を求めた。
大崎市の伊藤康志市長は観光や宿泊業者が大きな影響を受けている点に触れ「県独自の支援策など思い切った対策を」と財政支援を求めた。村井知事は「臨時議会を開いて予算を組む。財政は厳しいが、独自財源を生みだして経済の疲弊を抑える」と応じた。
蔵王町の村上英人町長は「7都府県に緊急事態宣言が発令されてから関東ナンバー(の車)が多くなっている」と、県内でも「コロナ疎開」が起きている現状を訴えた。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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