宮城知事「外出自粛要請、人出減った」
宮城県の村井嘉浩知事は6日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出の自粛要請について「休業した店舗もあり、多くの人が自粛をしてくれた」と週末を振り返った。商業施設などの補償については「国と力を合わせ、事業が継続できるようにする」と訴え、具体策を今後詰める。
村井知事は3日、仙台市の郡和子市長とともに県民に対して今後1~2週間の不要不急な外出の自粛を要請した。村井知事は「効果や影響はこれから検証しないといけない」とした上で「少なくともクラスター(感染者集団)が発生することは抑えられたのでは」と強調した。
県内経済への影響や景況感については「現在はどん底。全く先が見通せず、不安だけが先走っている」と危惧した。一方「(外出の自粛要請は)土日のたびにすることになると思う」と見通しを示した。
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