講談社とソフトバンク、5G使いVRライブ
講談社とソフトバンクは27日、ライブ事業で協業すると発表した。講談社が運営する商業施設「ミクサライブ東京」(東京・豊島)に、ソフトバンクが次世代通信規格「5G」ネットワークを構築。施設内では5Gを活用した仮想現実(VR)や拡張現実(AR)のライブを実施する。高速・大容量の5Gの特長をいかし、新しいライブ体験の提供を目指す。
ソフトバンクは「ミクサライブ東京」の全フロアに5Gネットワークを提供する。5Gを活用し、大容量のデータをともなうVRやARのライブを提供する予定だ。
「ミクサライブ東京」はアニメや漫画、小説のキャラクターなどの世界観を体感できる商業施設。講談社が運営し、施設内では声優やユーチューバーなどのライブを実施する。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、19日の予定だった開業を見合わせている。
ソフトバンクは27日に5Gの商用サービスの提供を始めた。両社は協業を通じて、VRやARのライブの普及を進める。