東京都、マスク350万枚週内にも配布 医療機関などに
東京都は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い医療機関などへの提供を決めていたマスクを週内にも350万枚配布する。すでに業者との契約を終えており、納品後すみやかに区市町村を通じて配る。
18日の都議会厚生委員会で、都の担当部局が公明党に答弁した。350万枚の配布先は(1)医療機関200万枚(2)特別養護老人ホームなど高齢者施設60万枚(3)保育所など60万枚(4)障害者施設30万枚――とする。マスクの不足を巡っては、区市町村長が小池百合子知事に都が確保するよう要望していた。
また都は厚生委で、感染患者が増加した場合の入院体制を整えるため、関係機関との協議会を設置する方針も明らかにした。区市町村や東京都医師会などが加わり、患者の症状に応じた医療機関の受け入れのあり方などを協議会で議論する見通しだ。無所属東京みらいへの答弁。
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