韓国、大統領専用機を派遣 クルーズ船の自国民を帰国
【ソウル=細川幸太郎】韓国政府は18日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船中の韓国人を帰国させるために大統領専用機を同日午後に羽田空港に派遣すると発表した。帰国希望者を乗せて19日午前にソウル近郊の金浦空港に到着する予定という。
韓国保健福祉省によると、クルーズ船には韓国人の乗客9人と乗員5人が乗っている。そのうち帰国を希望した4人に加えて、日本人配偶者1人の計5人を専用機で退避させるという。聯合ニュースによると、今のところ韓国人の乗客・乗員に感染者は確認されていないという。
このクルーズ船を巡っては、米国やオーストラリアが自国民を退避させるためにチャーター機を手配した。カナダや香港などもチャーター機派遣の方針を示している。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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