カンボジアで下船の邦人4人は陰性 茂木外相
茂木敏充外相は18日の閣議後の記者会見で、カンボジアに到着したクルーズ船「ウエステルダム」から下船した日本人乗客4人が同日朝に帰国したと明らかにした。新型コロナウイルスの感染者がいる恐れがあるとして日本は同船の入港を拒んでいた。茂木氏によると、帰国した邦人はカンボジアで検査を受け「全員が陰性と判明した」という。
4人は帰国後、成田空港で新型コロナウイルスの遺伝子が含まれていないかを確認するPCR検査を受けている。
乗船していた5人の邦人のうち乗員1人は現状で下船を希望していないという。茂木氏は「連絡を取りながら必要な支援をしていきたい」と語った。
ウエステルダム号を巡っては日本やフィリピンが感染拡大の懸念から入港を拒んだ。カンボジア政府が人道的観点から受け入れ、13日にカンボジア南部のシアヌークビル港沖に到着していた。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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