藤井七段、3連覇逃す 将棋朝日杯準決勝で敗退
将棋の高校生プロ、藤井聡太七段(17)は11日、東京都千代田区で指された第13回朝日杯オープン戦の本戦トーナメント準決勝で千田翔太七段(25)に敗れ、決勝進出を逃した。羽生善治九段(49)に次いで、同棋戦史上2人目の3連覇はならなかった。
藤井七段は2018年の朝日杯で羽生九段らを破り、最年少の15歳6カ月で棋戦優勝を飾った。昨年の決勝では、渡辺明三冠(35)を下して2連覇を達成した。今回、本戦から登場し、1回戦で菅井竜也八段(27)、準々決勝では斎藤慎太郎七段(26)と元タイトルホルダーを連破して、ベスト4に進んでいた。
朝日杯は持ち時間各40分の早指し棋戦で、全プロ棋士が参加。対局は公開で行われた。
〔共同〕