領土議連、領海侵入を批判 「中国はあだ返すのか」
超党派の国会議員による「日本の領土を守るため行動する議員連盟」は7日、国会内で総会を開き、中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺への領海侵入について意見を交わした。新型コロナウイルス対策で日本が中国に支援物資を提供している一方で侵入が続く状況に「恩をあだで返す行為だ」と厳しい批判が出た。
外務省担当者は「中国側に強く抗議した」と報告した。日本は感染防止のためマスクや防護服などを送っている。中国公船による領海侵入は、今月に入り、1回確認されている。
総会では、島根県が毎年2月22日に開催する「竹島の日」式典への領土問題担当相の出席要求などを盛り込んだ決議を採択した。会長の新藤義孝元総務相(自民党)が近く政府に申し入れる。
〔共同〕
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