五輪まで半年、花火やライトアップで祝う 東京・台場
2020年東京五輪の開幕まで半年となった24日、東京・お台場で記念式典が開かれ、巨大な五輪マークのモニュメントが初点灯された。
「3、2、1、どうぞ!」。カウントダウンと共に横約33メートルの巨大な五輪のシンボルマークに光がともされ、海上には約600発の花火が次々と打ち上げられてお台場の海を照らした。8月9日の五輪最終日まで、夜間は点灯させるという。
初点灯のボタンを押した東京都の小池百合子知事は「あと6カ月に迫った東京大会の成功に向けてさらに結束していく。五輪もパラも大いに盛り上がる大会に進めていきたい」と気を引き締めた。元サッカー日本女子代表の丸山桂里奈さんは「現役で五輪に出場したが、さらに母国で五輪ができたら最高だなと思っていた」と半年後に思いをはせた。
都は東京大会に向けて機運を高めようと、都立お台場海浜公園(東京・港)の海上に巨大な五輪のシンボルマークを17日に設置した。サイズは横約33メートル、縦約15メートルで、重さは約69トン。お台場海浜公園は東京大会でトライアスロンなどが実施される。
今後、八王子市にある高尾山、渋谷区の代々木公園などにも五輪マークのモニュメントが設置される予定。五輪閉幕後は、パラリンピックのシンボルマークに切り替わる。