四国の新車販売11.2%減 19年12月、3カ月連続で減少
四国運輸局がまとめた4県の2019年12月の新車販売台数は、前年同月比11.2%減の1万1210台で、3カ月連続で減少した。同年10月の消費税率引き上げの影響で厳しい状況は続いているが、減少率は徐々に小さくなってきている。
登録車は12.4%減の5914台、軽自動車は9.7%減の5296台で、ともに3カ月連続で減少した。車種別にみると、軽乗用車と競合する小型乗用車が18.9%減と大きく落ち込んだ。軽貨物車は11.9%減で、減少率はこの2つで2桁だった。
四国の19年の新車販売は9月までは好調で、消費税率引き上げ前の駆け込みもあり9月は18.6%増と高い伸び率だった。その後、10月に27.0%減と大きく落ち込み、11月は14.8%減、12月は11.2%減で推移している。