大型小売店販売1%減 四国4県、昨年11月
四国経済産業局がまとめた4県の2019年11月の大型小売店販売額(百貨店とスーパーの合計、速報値)は前年同月比1.1%減の417億円で、2カ月連続で前年を下回った。スーパーは2カ月ぶりに前年を上回ったが、消費増税の影響で百貨店の苦戦が続いている。
百貨店の販売額は7.2%減の84億円で、2カ月連続で減少した。美術品や宝飾品、時計などの高額品が振るわなかった。財布などの販売も低調で、全品目で前年を下回った。一方、スーパーは0.5%増の332億円だった。
コンビニエンスストアは1.5%増の237億円だった。デザートや冷凍食品などが堅調だった。ドラッグストアは医薬品などが売れ、前年を上回った。
家電店はエアコン、冷蔵庫といった生活家電などが不振だった。ホームセンターは日用消耗品などが振るわず販売額が落ちた。
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