「言葉に気をつけろ」 トランプ氏、ハメネイ師を批判
トランプ米大統領は17日、イランの最高指導者ハメネイ師について「米国と欧州について、いくつか不快な発言をしていた。言葉に気をつけるべきだ」とツイッターに投稿した。「イランのいわゆる『最高指導者』は、最近はあまり『最高』ではない。イランの経済は崩壊し、国民は苦しんでいる」とも強調した。
- 【関連記事】
ハメネイ師は17日、2012年以来8年ぶりとなる金曜礼拝の演説に立った。革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を殺害した米国への報復攻撃について「神の手による歴史の転換点だった」と述べ、反米での国民の結束を呼びかけた。
イラン核合意を巡り、国連制裁の再開に道を開く「紛争解決メカニズム(DRM)」を英国やフランス、ドイツが発動したことにも「米国の利益のために行動している」と批判していた。