春季交渉、賃上げ多様に 電機大手が個別判断を容認へ
電機大手の労働組合でつくる電機連合は2020年の春季労使交渉で、回答は加盟労使の個別判断を容認する方針を決めた。ベースアップ(ベア)3000円以上を一律に求める一方、賃金改善と、教育や待遇などと合算した回答を初めて認めることを検討する。自動車総連は2年連続でベア要求額の統一見解を見送っている。産業別組合で唯一、同額要求・同額回答を基本的に維持してきた電機の回答もばらつけば、企業の賃金体系の多様化...
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