東京都、大江戸線の子育て応援スペース 運行本数拡大
東京都は2月1日から、ベビーカーのまま乗車しやすい「子育て応援スペース」を設置した都営地下鉄大江戸線の運行本数を増やす。設置車両を現在の3編成から計7編成に拡大し、一部の車両は毎日同じ時刻に運行する。ベビーカーを使う保護者や乳幼児らが気兼ねなく地下鉄を利用できるようにする。
都は2019年7月から、子育て応援スペースを導入している。車内の壁には人気キャラクター「きかんしゃトーマスとなかまたち」の装飾を施しており、増便に伴って絵柄を追加する。大江戸線全駅のホームドアにステッカーを貼り、設置車両の停車位置が分かるよう工夫する。
小池百合子知事は17日の記者会見で「子育てをされる方々が公共交通機関を利用しやすい環境づくりを進めたい」と述べた。
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