HOYA、東芝子会社のTOB断念
HOYAは17日、東芝の上場子会社、ニューフレアテクノロジーへのTOB(株式公開買い付け)を断念すると発表した。東芝によるニューフレアへのTOBが成立したためだ。
半導体製造装置のニューフレアに対して、東芝が昨年11月にTOBを実施すると発表した。12月に入ると、HOYAが対抗的TOBすると発表し、ニューフレアを巡る争奪戦となった。
HOYAは東芝のTOB価格より1000円高い1株あたり1万2900円を提示していた。しかし、ニューフレア株を約52%保有する東芝がHOYAの提案を拒否。ニューフレア株を約16%保有する東芝機械も東芝のTOBに応じた。
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