東急がサブスク実験 全線乗車券で映画や食事も
東急電鉄は15日、電車・バスと食事や映画を掛け合わせたサブスクリプション(定額制)サービスの実証実験をすると発表した。東急線の全線と東急バスの一部を除く一般路線が乗り放題となるほか、東急グループが運営する沿線のそば店や映画館も定期利用できる。3~5月の期間限定で実施し、利用傾向やニーズを見て、本格的な導入を検討する。
「東急線・東急バス サブスクパス」は月額1万8000円から利用でき、サービスの組み合わせも選べる。映画は横浜駅や川崎駅周辺など5カ所を期間中何度でも利用でき、そばは沿線12店舗が1日1度利用できる。
4~5月は電動自転車と駐輪場をセットで貸し出すプランも用意する。電動自転車を含めすべてのサービスを利用できるプランは月額3万6500円。
16日からオンラインサイトで販売する。通常の電車・バスの一日乗車券は1000円だが、サブスクパスは電車・バスとそば店の利用をセットにした場合で1日あたり約790円になる。
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