19年の上場来高値、301銘柄 小売・通信に資金
2019年の日本株市場では、世界景気の影響を受けにくい内需関連や、高い利益率を持つ企業への資金集中が目立った。全上場企業を対象に集計したところ、19年に上場来高値を更新したのは301銘柄で、業種では小売りや情報・通信が目立つ。米中貿易摩擦が落ち着きを見せる中、業種や企業の裾野がどれだけ広がるかが20年相場のカギになりそうだ。
今年は「個別の成長ストーリーを持つ企業に資金が向き、物色が『局地戦』に...
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