「イクラバブル」崩壊? サケ大不漁なのに値下がり
サケが40年ぶりの不漁に見舞われる中、イクラが値下がりした。直近5年間、サケの漁獲が減るにつれて、イクラの価格も年々上昇、"イクラバブル"の様相を呈していたが、あまりの高値に消費者がついていけなくなった。2017年冬、1キロ1万円を超えた卸値は現在6500~7000円。イクラは今後いくらになるのか。
17年にはバブル期以来の最高値
12月中旬、東京都内のデパ地下では年末年始向け食材フェアが真っ盛
モノやサービスの値段にまつわる「なぜ?」を様々な角度から掘り下げる連載。商品の種目ごとに細かく担当を受け持つ日経記者が、その担当の商品・サービスの値段の変化がなぜ起きたのか、日本だけでなく世界のトレンドまで鋭く切り込みます。