住商、ニッケル安定生産にメド 経営課題解消へ一歩
住友商事はマダガスカルで手掛ける世界最大級のニッケル鉱山開発プロジェクト「アンバトビー」の安定生産にメドをつけた。兵頭誠之社長が日本経済新聞のインタビューに応じ、11月に生産設備の大型改修を終えたことを明らかにした。2020年にも目標生産量の年4~5万トンを達成する見込み。最大の経営課題であるニッケル開発事業の黒字化に前進する。
生産設備を3週間ほど全面停止し、ニッケルの精錬プラントなど大半の設...
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