大阪で万博シンポ、SDGsなど議論
日本抗加齢協会や大阪商工会議所などは9日、2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた準備を話し合うシンポジウムを大阪市内で開いた。機運醸成やイノベーション(技術革新)の活性化が狙い。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みやパビリオンの内容などを議論した。
シンポジウムには大阪府の吉村洋文知事や大阪市の松井一郎市長らも参加。運営主体の日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は講演で「1970年万博の成功体験から脱却し、発想を変えないといけない。環境変化を冷静に見つめ、しっかり準備する必要がある」と訴えた。