鶴来信用金庫、20万円着服で職員解雇
鶴来信用金庫(石川県白山市)は6日、野々市支店(野々市市)の渉外担当の20代男性元職員が、8月から10月までに計20万3千円を着服していたと発表した。元職員は不正を認め、11月に懲戒解雇された。着服した金額は元職員がすべて弁済した。
同信金によると、定期積金のために顧客から預かった金をすぐに口座に入れず、15顧客の計44万2千円を遅らせて入金。うち20万3千円を着服し、遊興費などに使っていた。顧客から問い合わせがあり、内部調査で不正が発覚した。
同信金は「再びこのような不祥事を発生させないよう、再発防止策を講じ、内部管理態勢の充実を図る」とコメントを発表した。
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