防衛省、行政データ転売業者と契約 内容は確認中
河野太郎防衛相は6日の閣議後の記者会見で、神奈川県の行政文書が流出するおそれがある件に関し、データ破棄を委託された事業者と防衛省の間に2018年度に40万円の契約があったと発表した。契約内容については確認できていないと説明した。「しっかり調査するように指示した」と述べた。
神奈川県では個人情報を含むデータの消去が不十分な状態のハードディスク(HD)が、ネットオークションで転売され、外部に流出するおそれがある。防衛省は軍事機密に関する情報を多数保有している。河野氏は「防衛省としてこのようなことが起きないようにしっかり対応させたい」と語った。