参院がバリアフリー強化 スロープやEVなど
参院のバリアフリー化推進に向けて与野党でつくるプロジェクトチーム(PT)は2日、施設整備に関する改革案をまとめた。本会議場の演壇へのスロープや正玄関のエレベーターを整備し、車いすで利用できる多目的トイレを増やすなど14項目を盛り込んだ。2019年度補正予算案に約9億円を盛り込む予定だ。
松村祥史参院議院運営委員長(自民)に渡した。松村氏は「前向きに検討したい」と応じた。
7月の参院選では重度障害を持つれいわ新選組の船後靖彦、木村英子両議員が初当選した。参院はバリアフリー化の議論を進めており、既に本会議場の議席を改修したほか、福祉車両を導入することも決めている。