お茶大付属中教諭を処分 生徒2人蹴り肋骨ひび
お茶の水女子大は29日、東京都文京区にある付属中の生徒2人に体罰を加え、肋骨にひびが入るけがをさせたなどとして、教諭を停職1月の懲戒処分としたと発表した。処分は15日付。関係者によると、教諭は30代の男性。
大学によると、9月12日の放課後、付属中の建物内で教諭が2年の男子生徒2人を蹴るなどした。1人は肋骨にひびが入り、もう1人は打撲や擦り傷を負った。当時は文化祭の準備中で、教諭が別の生徒を指導。その様子を見ていた2人の態度に腹を立てたという。
大学は「このような事案を起こしたことは遺憾で、再発防止に取り組む」としている。付属中には秋篠宮家の長男、悠仁さまが通われている。〔共同〕