秋篠宮ご夫妻、授賞式出席 国際生物学賞
秋篠宮ご夫妻は29日、東京・上野の日本学士院会館を訪れ、第35回国際生物学賞の授賞式に出席された。昨年までは上皇ご夫妻の公務だったが、天皇代替わりに伴い、理学博士の学位を持つ秋篠宮さまと、紀子さまが引き継がれた。
今回の受賞者は昆虫学が専門の米ハーバード大のナオミ・ピアス教授(65)。チョウとアリの共生関係の解明など、昆虫学の発展に貢献した。
国際生物学賞は1985年、生物学を研究していた昭和天皇の在位60年などを記念し、生物学の奨励のため創設。受賞者には賞金1千万円が贈られる。〔共同〕