NTTコム、大阪にデータセンター 関西最大級
NTTコミュニケーションズは27日、大阪府茨木市で府内7カ所目の大型データセンターを12月1日に稼働させると発表した。5棟で構成し、サーバーを置く部屋は当初2棟分の3800平方メートルで、残る3棟が完成する来夏には関西最大級の9500平方メートルとなる。バックアップ拠点として拡大する大阪のデータセンター需要を取り込む。
名称は「大阪第7データセンター」で総投資額は470億円。熱を持ちやすいサーバーを効率的に冷やす空調や安定した電源、地震対策などを整えた。
ネットが生活に一段と溶け込むなか、首都圏以外のバックアップ拠点として西日本の中心である大阪のデータセンター需要が増えているという。同データセンターは情報の取扱量が多いクラウドサービス業者から一般的な企業まで幅広い事業者の利用を見込む。