東京・大阪3首長、スマートシティ実現へ連携確認
東京都と大阪府・市は26日、都市力の向上について協議する「東京・大阪連携会議」の第2回会合を大阪市で開いた。東京都の小池百合子知事、大阪府の吉村洋文知事、大阪市の松井一郎市長らが参加。3首長は「全国のモデルとなる先進的なスマートシティを実現していく」とした。
会議では東京と大阪がそれぞれ進めるスマートシティ戦略について紹介。意見交換では、東京都が進める次世代通信規格「5G」のネットワーク構築について、吉村知事が「注目しており、参考にしたい」と述べた。松井市長は「万博では人が乗っていない自動運転を実現したい」と述べ、東京五輪の関連施設で整備される5Gに関心を示した。
会議は2020年の東京五輪・パラリンピックと25年に大阪で開く国際博覧会(大阪・関西万博)の成功に向け、両都市のノウハウを共有するため2月に設置した。