島津製作所、慶応大に計測拠点を設置
島津製作所は25日、慶応義塾大学に計測装置のサテライト拠点を設置したと発表した。X線を使って電池などの内部の構造を計測できる。大学や企業などと連携し、「共同研究を通じて新しいアプリケーションの開発を進める」(分析計測事業部の夏原正仁NDIビジネスユニット長)。
「SHIMADZU 計測オープンラボ」を慶応大理工学部中央試験所(横浜市)に設けた。オープンラボには堀場製作所なども入居し、島津は8社目。接触することなく短時間で電池などの内部を計測できる装置を置き、担当者1人を常駐させる。開放日を1週間に2回ほど設け、研究者や地元企業との連携にも取り組む。