赤れんが庁舎工事「1年程度延長」、北海道知事
北海道の鈴木直道知事は22日の定例記者会見で、改修工事のために10月から休館している「赤れんが庁舎」(札幌市)について「1年程度の工期延長を軸に検討している」と述べた。2020年東京五輪のマラソンと競歩の札幌開催で同庁舎も世界に発信される可能性が高いためで、外観が見えなくなるのを避ける。
赤れんが庁舎は国内外から年間70万人程度の入館実績があり、北海道有数の観光スポットだ。工事費の増加懸念について鈴木知事は「なるべく生じないようにしていく」と話した。