群馬のスーパー4社、高校生と商品を共同開発
群馬県内に店舗を展開するスーパー4社は20日、県内の高校生と共同開発した商品を発表した。高校生から募ったアイデアを基に、各企業の担当者と学生が話し合いを重ね、パンや弁当、サラダなどを開発した。県内を中心に各スーパーの店舗で期間限定で販売する。
群馬県が商業高校に通う学生と企業による商品の共同開発を後押しする事業の一環で、今年で10年目。県と地域活性化包括連携協定を結ぶフレッセイ(前橋市)、イオンリテール、とりせん(群馬県館林市)、ベイシアの4社が参加した。
フレッセイは桐生市立商業高校と「上州ベーグル」を開発。全粒粉を使ったベーグルに味噌だれやこしあん、クリームチーズを挟んだ。ベイシアは前橋商業高校と「ポテサラにぎり」を開発。カレーなど3つの味のポテトサラダを片手で食べられるようにした。
イオンリテールは利根商業高校と「利根っ子まんぷく弁当」を開発。とりせんは伊勢崎商業高校と「シャキシャキ白菜のうどん鍋」を、前橋商業高とは「厚揚げと野菜家族の大運動会」を開発した。
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