下村氏「文科省が指導を」と発言 圧力は否定
東大の英語民間試験活用
自民党の下村博文選挙対策委員長(元文部科学相)は20日、大学入学共通テストへの英語民間試験の導入に関する2018年4月の党会合で、東大に民間試験を活用するよう文部科学省に指導を求める発言をしたと認めた。NHKが19日に報じていたのを受け、党本部で記者団に語った。
下村氏は「政治家からの圧力という報道の仕方は当たらない。NHKに抗議したい」とも述べた。会合が非公開だったのに加え、実際に文科省の働きかけはなかったと同省と東大が取材に答えているのを理由に挙げた。