次世代電池の覇権争い 軽量・高出力で優位に
首都大学東京の金村聖志教授に聞く
2019年のノーベル化学賞がリチウムイオン電池を開発した吉野彰氏ら3氏に授与される。世界ではリチウムイオン電池の欠点を補う次世代電池の研究も活発だ。科学技術振興機構(JST)の次世代電池研究プロジェクトで総合チームリーダーを務める首都大学東京の金村聖志教授に、研究の展望を聞いた。
――次世代電池の研究が盛り上がっています。
「ノーベル賞の選考理由にもあったように、再生可能エネルギーを安定して利用...
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