月の半分京都で勤務 テクロスが従業員募集
「そうだ、半分、京都で働こう」――。ゲーム開発のテクロス(東京・渋谷)は都内と京都市の2拠点で勤務する従業員の募集を始めた。双方に社宅を用意し、移動の交通費も会社負担とする。社内のコミュニケーションを深める橋渡し役になってもらい、事業活性化につなげる。
渋谷区と京都市のオフィス両方に席を用意し、月の半分を京都、もう半分を東京で勤務させる。2カ所の社宅の費用負担が実質なくなるよう手当を上乗せする。負担する東京―京都間交通費のうち、片道1回分は新幹線グリーン車に乗れる。
職種は人事組織や新規事業立案などで、3人程度の採用を予定する。契約期間は1年。1年後に話し合い、継続雇用を検討する。
これまで開発担当者が京都、営業・マーケティング担当者が東京に勤務していた。打ち合わせにはチャットやテレビ会議などを活用していたが、連携を密にするためには双方に緊密な人間関係を持つ社員が必要だと判断した。