ユニクロ、銀座・マロニエゲートの既存店を大幅改装
ファーストリテイリング傘下のユニクロは18日、東京・銀座の「マロニエゲート銀座2」にある既存店を改装すると発表した。現在はマロニエゲート銀座2の7階にユニクロの女性専門店を出しているが、出店場所を1~4階に移し、増床して取扱商品も拡充する。売り場面積は約4460平方メートルと国内最大店の「ユニクロ銀座店」に次ぐ広さとなる。2020年春に開業する。
店舗名は「UNIQLO TOKYO」。男女やキッズ、ベビーなどを幅広く扱う予定。ただ、同社はすでにユニクロ銀座店で全商品を販売しており、新店舗にはデジタル技術やその店ならではの施策を盛り込むもようだ。「訪日観光客にとどまらず、日本人も来て楽しい店を目指す」(広報担当者)という。
ユニクロは銀座のほか、都内では20年春に原宿で再出店する計画だ。足元で国内店舗数は微減が続いているが、20年は東京五輪が開催されブランド価値を高める好機とされる。積極的な投資を通じ、国内外での販売増に結びつけたい思惑も透けて見える。