広がる宅配便の「持ち込み割」 お得感、労力に勝る
宅配便の「持ち込み割引」が拡大している。荷物を送る際、各社の営業所や郵便局、コンビニに消費者が自分で出向けば基本料金から100~210円安くなる。2017年10月以降の値上げに頭を痛めていた消費者からすれば多少の労力がかかるとしてもお得感は強い。送料に対する根強い節約意識を背景に利用が広がっている。
10月下旬。東京・虎ノ門で働く女性(34)は出勤前の午前8時ごろ、会社そばのセブンイレブンを訪れ...
話題のヒット商品やトレンドの背景を専門記者が最前線の取材から分析、「今なぜ売れるのか」「次の流行は何か」を解き明かします。