新生ピーチ、次はアジアLCCの雄に バニラと統合
東京五輪で旅行客が増える2020年を前に、日本の空を巡る競争が激しくなる。先手を打ったのが格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションだ。バニラ・エアとの経営統合を11月1日付で完了し、国内LCC最大手となった。海外LCCと戦うためには中距離路線の充実など課題が多いなか、まず優先したのが日本の航空会社が不得手だった円滑な統合だった。
統合が進む10月5日、成田空港の格納庫にバニラの社員や家族約...
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