鈴木、日本人最高の2位 大分国際車いすマラソン
大分国際車いすマラソンが17日行われ、男子(T54)はマルセル・フグ(スイス)が1時間22分51秒で2年連続8度目の優勝を果たした。日本勢は鈴木朋樹(トヨタ自動車)が1時間22分55秒で2位に入った。女子はマニュエラ・シャー(スイス)が1時間35分42秒の世界新記録で制した。
10人超の先頭集団から鈴木とフグが抜け出したのは25キロ前後。そこからは交互に先頭を入れ替わりながらの2人旅となったが、最終盤では「腕が残っていなかった」と鈴木。トラック勝負で2年連続フグに屈した。
「正直、マルセルとは格差がある」と現時点での劣勢を素直に認めつつ、東京パラリンピックに向けて「リハーサルとしては百パーセント」と手応えも口にしていた。