参院見学ルート、撮影OKに(写真でみる永田町)
参院は多くの人に見に来てもらおうと、見学での写真撮影のルールを緩めました。これまで展示物などのある参観ロビーや屋外の一部しか認めていなかったのですが、見学ルート上で立ち止まって撮影できるようになりました。実際に歩いて記念になりそうなスポットを撮ってみました。
まず本会議場です。議長席の後ろには、開会式で天皇陛下がお言葉を述べられる「お席」があります。衆院にはない座席で、通常は白いカーテンの奥に隠れています。
国会議事堂中央にさしかかると、陛下が使われる「御休所(ごきゅうしょ)」があります。ちょうど衆院と参院の分かれ目ですが、正面からガラス越しに中を撮影できます。
そして議事堂で一番高い中央棟の真下にある2階の中央広間。おなじみの板垣退助、大隈重信、伊藤博文の銅像が立っています。ルートでは3階のバルコニーからみることになります。
3つの銅像を一度に撮影しようとすると、ちょっと遠いようにも思えます。参院側に立つ伊藤博文像を入れる構図にも苦労します。
そこで今回、報道として許可を取ってルート外の2階から撮りました。
撮影場所にさらなる「規制緩和」を望む声が上がるかもしれません。
(藤田祐樹)