大嘗祭、首相や閣僚が参列 15日午前の閣議はとりやめ
大嘗宮の儀には安倍晋三首相ら三権の長と菅義偉官房長官ら各閣僚、各省庁の事務次官なども参列し、敷地内に設けられたテント張りの幄舎(あくしゃ)で儀式を見守った。夜半の冷え込みに備え、政権幹部の一人は「防寒着を着込んでいく」と話した。出席者によると、コートなどを着る際は黒系の色で統一するという。
儀式の終了は15日午前3時半ごろで、参列者にとっても長丁場。定例で金曜日の午前中に開かれる15日の閣議はとりやめる。
大嘗祭には約670人が招待された。公明党は前回は党として不参加を決めたが、今回は議員の判断に委ねた。野党では共産党、社民党が欠席の意向を示した。